ご挨拶

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ご挨拶

片庭 慶子 (稲垣 慶子)
NPOみらいフォスターリエゾン国際機構
理事長
片庭 慶子 (稲垣 慶子)

『NPOみらいフォスターリエゾン国際機構』誕生のきっかけは、数年前のある友人からの連絡でした。
当時インドネシアに住み、この団体の前身となるボランティア団体を作り活動していた私に、

「世界には家庭に恵まれなかった子ども達がたくさんいて、うちにはもうひとり分の席がある。生まれながらに座る席がなかった子供のうちひとりでもこの席に座らせてあげられたら・・」

国際結婚で当時まだ小さい娘さんがひとりいた彼女は、ふたり目を迎えるにあたり海外からの養子縁組を考えているとのことでした。
結論、今の日本の制度上、他国からの養子縁組は難しいということが分かり実現には至りませんでしたが、私の中には彼女の言葉がずっと刺さったままでした。

『生まれながらに座る席がない子ども』
『座らせてあげられる席がある家庭』

その後、日本への帰国と自らの出産という経験から、ますます日本の里親制度や養子縁組の制度に関心を高めると共に、帰国を機にインドネシアでおこなってきたボランティア活動を継続することができなかったことが、日を増すごとに大きな心残りとなっていきました。

「国内外の子ども達へ、持続可能な取り組みを・・」

今度こそ、自身の状況や居場所に関わりなく繋がってゆく活動を目指し、私にそのきっかけをくれた友人をはじめ、想いに賛同してくれたメンバーと共に、この団体立ち上げに至りました。
活動のテーマは、

『生まれてくるすべての命が守り育まれる “地域文化づくり”』

国内だけでなく同時に「海外里親」への取り組みもおこなっていきたい、その背景にあるのは、私自身が出会った、貧しいながらも笑顔溢れる日常を送る子ども達やそのご家族との出会いが、日本の子育て環境に「多様性」や「異文化共生」を育む “ソフトパワー” となり得る、という実体験からの想いです。
一人ずつ…少しずつ…でも「やらないより、やった方がいい」と続けてきた活動が、このNPOに繋がったと信じ、これからもまたひとつひとつの活動を積み重ねていきたいと思います。
ご縁のあった皆様、それぞれにご興味のある活動に、できる範囲の取り組み方で、是非ご参加ください。

NPOみらいフォスターリエゾン国際機構
理事長 片庭慶子

略歴

1977年 茨城県生まれ
明治学院大学卒

みらい協同組合 代表理事
みらい日本語学校 理事長
株式会社ケープランニング 代表取締役
モンゴル国NGOアジア母子支援センター 理事
NPO人材ビジネスコンプライアンス推進協議会 副理事長
いばらき大使
レインボータウンFM パーソナリティ
拓殖大学 客員教授

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